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ダイナミックロースタイルトレーニング
9月に入っても暑さは収まらず、しばらくは残暑とお付き合いですね。
さて、永心武館&コンディショニングのYouTubeチャンネル【チャンネル永心】に動画をアップしております。
こちらの回は永心武館オリジナルの『ダイナミックロースタイルトレーニング』
ダイナミックストレッチの要素を盛り込んだ低い姿勢でのトレーニング法です。
ダイナミックストレッチとは運動やスポーツで行う動作を取り入れて柔軟性の向上や筋群の協調性を高める方法で、運動前のウォーミングアップとして効果が期待できます。
またこのトレーニング法を低い姿勢で行うことで自重が負荷となって強度を得ることができます。
永心武館では稽古前のウォーミングアップとして、整体ルーム永心コンディショニングではパーソナルトレーニングのオリジナルメニューとして取り入れています。
1日10種目10分間で運動不足を解消しましょう!
YouTubeチャンネルはこちら ↓
スポーツによる障害について
さて今回は《スポーツのケガ》についてのお話。
スポーツには『外傷』と『障害』の区別があります。
スポーツ外傷とは、急性的なケガによって生じるものを指し、多くは捻挫・骨折などがあります。
外傷を負った場合は発生時の適切な診断と治療が必要になるため、整形外科などの医療機関を受診することになります。
一方、スポーツ障害とは、成長期に発症する障害と成人になって発症する障害に分けられます。
成長期に発症する障害は、骨の育成に関係するもので、軟骨のもろさが起因となることが多いようです。
野球肘やテニス肘、腱鞘炎などが主な障害例で、スポーツの内容や頻度などを考慮したうえで保存療法が基本となります。
後者はスポーツリハビリテーションなどに精通した治療院やトレーナーのもと、環境要因やトレーニング法を改善、フォームの矯正などを行う必要があります。
EISHINコンディショニングでは、スポーツによる慢性的な症状の緩和、改善に向けたコンディショニングやトレーニング、リハビリなどをご提案、または施術させて頂いております。
気になる症状がございましたらお気軽にお問い合わせください!
生活習慣をコンディショニング
からだのコンディショニングづくりに大切な要素として【生活習慣】があります。
特に《運動》《休養》《栄養》が柱となり、良好なコンディションを保つうえでバランスよく管理すべきものです。
《運動》は過度な負荷をかけずに毎日こまめに行うようにします。1回30分程度のウォーキングやジョギング、自分の体重を使用した体幹部や脚部などの主要筋群のトレーニング、1回10分程度のストレッチなど、いつでもどこでも実施できるものを選択します。
《休養》の軸となるのは睡眠であり、最低でも6時間は確保するのが理想的です。
《栄養》は食事から得られるもので、なるべく決まった時間に1日3食、栄養のバランスを考慮して摂取するのが理想的です。
自身のライフスタイルを常に管理し、見直しすることでコンディションは良好に保つことができるでしょうし、自身でコントロールできない部分は専門家に頼りながらバランスを保つことが大切ですね。
スタティックストレッチ
からだのコンディションづくりに欠かせないのが〝 ストレッチ 〟
主に柔軟性を改善するエクササイズであり、スポーツやリハビリの現場はむろん、日常生活の中でも広く取り入れられています。
さてそのストレッチにも複数の方法があり、からだのコンディションによって使い分けることができればより効果は上がります。
今回はベーシックな【 スタティックストレッチ 】の方法について。
まず伸ばしたい目的の筋肉を〝対角方向〟にゆっくり引き伸ばします。
写真を例にとると、おなかの腹直筋を伸ばしたいので、うつぶせの姿勢から腕を伸ばしながら上体を反らして頭方向と脚方向に腹直筋を伸ばす姿勢を取ります。
腹直筋が伸びているのを感じつつ限界点まで上体を反らしたらそこで《 30秒キープ 》
この30秒キープがポイントで、最初に筋肉は伸ばされる刺激が入ると身の危険を感じ、反射を起こして縮こまろうとします。
しかし安全に伸ばされてるなと認識するとブレーキを解き始めるので筋肉も伸びやすくなり、ストレッチ効果が発揮されます。このため《 30秒 》の時間が必要になります。
30秒キープしたらまた元の姿勢に戻します。これを数回繰り返します。
このスタティックストレッチは筋肉の伸張反射が起きにくく筋肉痛も予防できる最も安全な方法ですので、他の部位にも応用していただき、日常のコンディショニングにお役立てください。
居眠りに関する防御反応
先日久しぶりに電車に乗ると、座っていらっしゃる方の大半はウトウト・・コックリ・・てな感じ。
車内の暖かさと揺れで思わず眠ってしまうようです。
そしてこのような姿勢で眠ってしまうと、必然と首の筋肉の緊張がゆるんで頭が前に倒れます。
すると首の後ろの筋肉が伸ばされて、反射的に頭を引き起こします。
これすべて筋肉の中にある防御センサーのおかげで、過剰に筋肉や関節を伸ばさないための防御反応であり、不安定な姿勢での居眠りから目覚めさせるのにも役立っています。