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生活習慣をコンディショニング
からだのコンディショニングづくりに大切な要素として【生活習慣】があります。
特に《運動》《休養》《栄養》が柱となり、良好なコンディションを保つうえでバランスよく管理すべきものです。
《運動》は過度な負荷をかけずに毎日こまめに行うようにします。1回30分程度のウォーキングやジョギング、自分の体重を使用した体幹部や脚部などの主要筋群のトレーニング、1回10分程度のストレッチなど、いつでもどこでも実施できるものを選択します。
《休養》の軸となるのは睡眠であり、最低でも6時間は確保するのが理想的です。
《栄養》は食事から得られるもので、なるべく決まった時間に1日3食、栄養のバランスを考慮して摂取するのが理想的です。
自身のライフスタイルを常に管理し、見直しすることでコンディションは良好に保つことができるでしょうし、自身でコントロールできない部分は専門家に頼りながらバランスを保つことが大切ですね。
スタティックストレッチ
からだのコンディションづくりに欠かせないのが〝 ストレッチ 〟
主に柔軟性を改善するエクササイズであり、スポーツやリハビリの現場はむろん、日常生活の中でも広く取り入れられています。
さてそのストレッチにも複数の方法があり、からだのコンディションによって使い分けることができればより効果は上がります。
今回はベーシックな【 スタティックストレッチ 】の方法について。
まず伸ばしたい目的の筋肉を〝対角方向〟にゆっくり引き伸ばします。
写真を例にとると、おなかの腹直筋を伸ばしたいので、うつぶせの姿勢から腕を伸ばしながら上体を反らして頭方向と脚方向に腹直筋を伸ばす姿勢を取ります。
腹直筋が伸びているのを感じつつ限界点まで上体を反らしたらそこで《 30秒キープ 》
この30秒キープがポイントで、最初に筋肉は伸ばされる刺激が入ると身の危険を感じ、反射を起こして縮こまろうとします。
しかし安全に伸ばされてるなと認識するとブレーキを解き始めるので筋肉も伸びやすくなり、ストレッチ効果が発揮されます。このため《 30秒 》の時間が必要になります。
30秒キープしたらまた元の姿勢に戻します。これを数回繰り返します。
このスタティックストレッチは筋肉の伸張反射が起きにくく筋肉痛も予防できる最も安全な方法ですので、他の部位にも応用していただき、日常のコンディショニングにお役立てください。