最新情報

姿勢改善に役立つ “肩甲帯” のコンディショニング。

肩甲骨をあらゆる方向に動かして、肩こり・首コリ・腰痛を改善しましょう!

 

~その1~【 肩甲骨の挙上と下制 】

IMG_5037.JPG

写真のように両肩を上に持ち上げ、肩先と耳たぶを近づけるようにすると肩甲骨が引き上げられる動きとなり、これを拳上と呼びます。
主に使われる筋肉は、僧帽筋上部、肩甲挙筋、菱形筋などです。

 

IMG_5039.JPG

次に、軽くわきを締めて肩を下げると肩甲骨が引き下げる動きとなり、これを下制と呼びます。
主に使われる筋肉は、僧帽筋下部、小胸筋、鎖骨下筋などです。

挙上は肩をすくめることで首を縮める動き、下制は肩が下がり首を伸ばす動きであり、ともに肩こり緩和に用いるベーシックな動きです。

 

鼻から息を吸い込みながら挙上したら3秒キープ。

口から細く長く息を吐きつつ、肩を後ろに廻しながら握りこぶしを床に突き刺すイメージで下制し3秒キープ。

 

挙上+下制を1セットとして5セットおこないましょう。

 

2024.04.09 (Tue)  17:39

歩幅は【腕振り】でつくる

 

『歩幅を大きくして歩きたいのですが・・・』

 

という整体のご依頼をいただきました。

 

単に脚を大きく踏み出せばいい・・と考えがちですが

ご高齢の方や身体が極端に硬い方は難しい場合もあるようです。

 

そんな時、わたしは《腕を大きく振って歩く》ことを

おススメしています。

 

そもそも歩幅とは腕の振り幅に連動していて、

大きく腕を振れば膝も高く上がりやすくなります。

そのぶん歩幅も大きくなる。

逆に小さく腕を振れば膝のあがりも小さくなる。

 

歩幅が小さい方や前つんのめりで歩く方は、

腕が使えていない場合が多いようで

ほとんど腕を振らずに歩いている様子がうかがえます。

 

改善の練習としてまずはその場で足踏みをし、

腕を伸ばして前後に振りつつ、

だんだんと振りを強くしていくと脚が同調して膝が上がってきます。

甲子園入場の高校球児のイメージでやってみてください。

 

最初は脳と筋肉の反応が悪いので動きがぎこちなくなりますが、

だんだんと慣れてくると楽に足踏みできるようになります。

 

こういった《腕を振って歩く》という練習を取り入れることで

姿勢も改善にむかい、上体が起き上がって膝が上げやすくなり

腕も大きく振れるようになります。

 

普段のウォーキング中でも、早く歩きたいときは腕を大きく早く振り、

ゆっくり歩くときは振りを小さくするなど、

緩急をつけたウォーキングエクササイズに取り組んでみてください。

 

ca1682e3f924a97528e0d41446283309_m.jpg

1 2