最新情報

794890.jpg

 

今回は大腿四頭筋(ふとももの前面)についてのお話ですが、この部位の機能低下が腰痛をはじめ、股関節痛やひざ痛に大きく関わっているようです。


正確に言えば、大腿四頭筋と腸腰筋(下腹部にあるインナーマッスル)などの股関節屈筋群の拘縮がワルさしてるんですね。

この辺りの筋群が固くなると骨盤が後傾するので、自然と上半身が前かがみになり、腰背部の筋肉が引き伸ばされてけいれんを起こしやすくなります(引き伸ばされた筋肉は縮こまろうとして力が入りけいれんする)。

 

結果、膝と股関節は伸ばしづらくなり、屈曲状態が続くため痛みが発生しやすくなると思われます。

 

慢性的な腰痛や膝痛はそこには原因は無く、他の部位がしっかりと機能しないために代償的に働く結末、痛みやコリなどの症状となって現れることが多いようです。

それゆえ腰や膝のみの施術では問題は解決せず、慢性的な症状となってしまう所以であります。

 

解決法としては、大腿四頭筋や腸腰筋などの柔軟性や動きを修復させて骨盤の前傾を正し、ひざや股関節を進展しやすく調整することにより症状の改善が期待できます。

日常生活でも大腿四頭筋や腸腰筋のPNFストレッチを加えることで、腰痛・ひざ痛・股関節痛を予防できます。

 

以上は私の研究と経験値によるものであることを付け加えさせて頂きますが、なかなか改善しない腰痛・ひざ痛・股関節痛をお持ちの方はいちど、当館にご相談くださいませ。