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2021.04.21 (Wed)  15:12

ナンバの動き

ナンバの動き

空手をはじめとするその他の武道には〝ナンバ〟という動きがあります。

同じ側の手足が連動して身体を動かす方法で、空手の基本の受けや突き、相撲のすり足、クロスカントリースキーなどもこの動きをします。

通常歩く動作は右手が前に出る時は左足が前に出るという捻りを使った動きで推進していきますが、ナンバ歩きだと腕は振らずに上下に動かすため、必然と背骨が軸となって無理なく身体が動かしやすくなります。

そして永心コンディショニングでもリハビリ運動のひとつとしてナンバを取り入れています。

特に膝や股関節のリハビリには身体を軽く使えるので効果が出やすい傾向にあります。

荷物を背負ったり、刀を腰に刺して歩くので古来日本人の伝統歩行法と言われますが、確かな資料はないようです。

ともあれ、効率的に身体を動かせてパワーも生み出せるナンバの動き、日常生活やスポーツの場面で活用しない手はありません。

では具体的な動きについてはまた次回!